創業から続く「歩く」ことへのこだわり
歩くことは、運動不足になりがちな現代人にとって、健康な暮らしを支えるために欠かせない動作といえます。特に超高齢社会を迎えた日本人にとって、歩くことはますます重要な行為となっています。正しい姿勢での歩行は、シューズが作るといっても過言ではありません。トーヨーシューズは、理想的な歩きを実現するシューズを研究し、「ARUKURUN」(アルクラン)、「Bobson」(ボブソン)を始めとするウォーキングシューズをずっとずっと作り続けています。持ち味のゴムテクノロジーを活かし、製法や革にこだわったタフなシューズ。一度履いたらそのフィット性の虜になること間違いなしです。
こだわりの製法
ストローベル製法
ストローベル製法とは、中底と革を縫い合わせる袋縫い製法のことです。革をひっぱることなく縫うため、歩くときの屈曲性もよく、柔らかな履き心地を実感できます。さらに縫い合わせる糸に日本製のケプラー糸を使用することで高い強度を実現しています。
ダイレクトウレタン製法
本底の金型に溶かしたポリウレタンを注入し、中で発泡させ、冷やし固めることで本底を成形しながらアッパー(シューズの足の甲にあたる部分)と結合させる製法。ウレタンソールは、軽くて耐油性があり、耐摩耗性が非常に優れています。また独立気泡を持つため、小さなスポンジ状となっており、クッション性に優れ足辺りがいいのも特徴です。季節による底の変形も少なく、型崩れも少ないと言われています。
革へのこだわり
「ARUKURUN」(アルクラン)、「Bobson」(ボブソン)は一部を除いて、日本の革を使用しています。最後の仕上げでは、手作業で焦がしをいれたり、クリームを塗りこんだりするため、靴ごとに風合いの違いも楽しめます。こだわりの革製法で、履きこむほどに美しくなる、タフなシューズを実現させています。
FAQ
よくあるご質問
Q1
革靴のお手入れで大切なことは何ですか?
汚れを落として、革に栄養を与えることです。素材に合ったクリーナーやクリームを使用することが重要なポイントとなります。シミや変色を防ぐために、柔らかい布(綿やネルなど)に適量をとって十分に馴染ませ、目立たない箇所で試しながら、お手入れをしましょう。
Q2
購入する際には、何に気を付ければいいでしょうか?
シューズはご自身の足を守る大切なものです。自分の足のサイズ、特徴をよく知ったうえで購入しましょう。さらに型の種類や、デザインによっても、サイズ感は違ってきますので、購入の際には必ず試し履きをして、無理のないシューズを選んでください。
Q3
履く時にはどんなことに注意をすればいいでしょうか?
足は体の中でも特に汗をかきやすいところです。同じシューズを毎日履き続けると、シューズの中が蒸れて不衛生な状態になってしまいます。何足かの靴を交互に履き換えることをおすすめします。また天然皮革の靴は、雨や汗、摩擦の影響で、内側の革から色落ちが起こる場合がございます。薄い色の靴下やズボンを履く際には特にご注意ください。
Q4
かゆみやかぶれを感じたら?
直ちにご使用をお控えください。靴はたくさんのパーツから構成されており、様々な工程を経て製造されます。接着剤や仕上げ材も使用しますので、まれにお肌に合わない方もおられます。アレルギーのおそれもございますので、専門医に相談することをおすすめします。
Q5
保管するときのポイントを教えてください。
変色やカビを予防するために汚れをしっかりと落とし、陰干しをしてから、風通しの良いところで保管してください。また過去にお客様より、長期間保管したシューズを履こうとすると底がボロボロになっていたというお申し出がありました。ポリウレタン底材は、耐摩耗性・耐油性があり、軽量で衝撃吸収力も備えているという長所がありますが、底や接着部分がある程度の期間で経年劣化する特性があります。使用の回数に関わらず破損することもありますので、湿気のない、なるべく風通しのよい場所で保管し、定期的に履くことを心がけてください。